「WordPressはもう古い」「これからはNoCodeやAIサイトビルダーの時代だ」——そんな声をよく聞くようになりました。
確かに、ウェブサイトを作る手段は急速に広がっています。私自身も、昨今はネットで簡単に情報が手に入れられることも追い風となり、モダンなフレームワークを組み合わせて、WordPressを使わずにウェブサイトを立ち上げた経験があります。表示速度の速さなど、確かなメリットも感じました。ただ同時に、新しい手法にはそれなりの学習コストが伴うことも実感しました。
そうなんです。「確かなメリット」を感じたのです。
それでも私は今、WordPressでKuuテーマを作り、このブログを運営しています。
なぜか。WordPressが終わるどころか、まだまだこれからだと確信しているからです。
AIが台頭する時代に、なぜWordPressはまだ残るのか

AI、NoCodeツール、モダンなJavaScriptフレームワーク——新しい技術が次々と登場し、「誰でも簡単にウェブサイトが作れる時代」が近づいています。
しかし現実を見てみましょう。
2024年時点で、世界中のウェブサイトの約43%がWordPressで動いています。世界中に存在する膨大な数のウェブサイトのうち、実に4割以上がWordPressという一つのプラットフォームを使っているのです。
新しい技術がこれだけ登場しているにもかかわらず、なぜWordPressはこれだけのシェアを保ち続けているのか。そこには理由があります。
それでも40%という現実

43%というシェアは、単なる惰性ではありません。
WordPressには20年以上の歴史があります。その間に積み上げられた膨大なプラグイン・テーマ・コミュニティ・情報資産は、他のプラットフォームが簡単に追いつけるものではありません。
「WordPressで困ったら検索すれば答えが見つかる」という安心感。「使い方を知っている人が世界中にいる」という信頼感。これらはWordPressが長年かけて築いてきた、代替不可能な資産です。
新しい技術は確かに魅力的です。しかし多くの人にとって、実績と安心感を持つWordPressを選ぶことは、今でも合理的な判断なのです。
新しい技術が生まれても、WordPressがなくならない理由

技術の世界では「新しいものが古いものを駆逐する」というイメージがあります。しかし現実はそれほど単純ではありません。
新しい手法が登場したとき、それを使いこなせる人は限られています。学習コストがかかり、対応できるエンジニアも少なく、トラブルが起きたときの情報も少ない。一方WordPressは、ある程度の知識があれば誰でも使えて、問題が起きても解決策が豊富にある。
この「使いやすさと安心感のエコシステム」こそが、WordPressが新しい技術に駆逐されない理由です。
ラジオが消えなかったように、WordPressも消えない

歴史を振り返ると、新しいメディアや技術が登場しても、古いものが必ずしも消えるわけではないことがわかります。
ラジオ——テレビが登場し、動画配信が普及し、SNSが台頭した今でも、ラジオはなくなりませんでした。むしろポッドキャストという形で新しい命を吹き込まれています。
株取引——ビットコインをはじめとする仮想通貨が一般化し、電子取引が普及した今でも、株式市場はなくなりませんでした。伝統的な資産運用の手段として、今も世界中で使われ続けています。
紙の書籍——Kindleなどの電子書籍が普及し、AIが文章を生成できる時代になっても、紙の本はなくなりませんでした。手に取る感覚、所有する喜び——デジタルでは代替できない価値があります。
現金——PayPayやクレジットカード、仮想通貨が普及した今でも、現金はなくなりませんでした。キャッシュレス化が進む中でも「現金しか使えない場面」は今もたくさんあります。
メール——LINEやSlack、各種チャットツールが普及した今でも、メールはなくなりませんでした。ビジネスの基本的な通信手段として、30年以上経った今も現役です。
良いものは残る。時代が変わっても、本質的な価値を持つものは消えません。WordPressもその一つだと、私は確信しています。
逆張りという戦略

SNSのフォロワー数を競い、動画コンテンツを量産する——そういった発信スタイルに多くの人が移行しています。
逆に言えば、WordPressでブログを運営する人は相対的に減っています。
しかしこれは、チャンスでもあります。
競合が減るということは、検索で上位に表示されやすくなるということです。みんながSNSに流れる中で、しっかりとしたコンテンツを持つWordPressサイトを運営し続けることは、これからの時代における有効な逆張り戦略です。
大多数と同じことをしていても、埋もれるだけです。WordPressブログという「今あえて選ぶ選択肢」が、長期的に大きな資産になる可能性があります。
WordPressを選んだあなたに、Kuuが最高の相棒になる

WordPressはまだまだ終わらない。そしてWordPressで発信するなら、できるだけ早く「書く」という本来の目的にたどり着いてほしい。
設定や環境構築に時間をかけず、最初の一記事を書くことに集中できる環境——それがKuuテーマを作った理由です。
WordPressという確かな土台の上で、Kuuという最高の相棒と一緒に発信を始めてほしい。そのためにKuuは作られました。
WordPressの時代は、まだまだ続く。

時代は変わります。新しい技術は生まれ続けます。それでも、良いものは残ります。
ラジオが消えなかったように。株取引がなくならなかったように。紙の書籍が生き続けているように。現金が使われ続けているように。メールが30年後も現役であるように。
WordPressも、消えません。
世界の40%が選び続けているこのプラットフォームは、これからも多くの人の発信を支え続けるでしょう。そしてWordPressで発信するなら、Kuuがあなたの最高の相棒になります。
WordPressの時代は、まだまだ続く。
参考文献
気になる内容はぜひリンク先もご覧ください。
WordPressの市場シェア統計2011〜2026(Kinsta)
2011年から2026年にかけてのWordPressのシェア推移を詳しくまとめた統計レポートです。13%から43%超まで一貫して成長を続けてきたその歩みは、「終わらない」という記事のテーマを数字で裏付けています。
https://kinsta.com/jp/wordpress-market-share/
WordPress、その圧倒的シェアの理由(WordPress.com公式ブログ)
世界中のウェブサイトの43%以上がWordPressで動いているという現実と、その理由をWordPress公式が自ら解説しています。5億以上のサイトを支えるプラットフォームの現在地が、ここに示されています。KuuはそのWordPressの上に作られたテーマです。
https://wordpress.com/ja/blog/2025/09/22/wordpress-market-share/
【2026調査】CMS人気シェアランキング(WP-Search)
W3Techsのデータをもとに、世界と日本のCMSシェアを詳細に分析したレポートです。日本国内ではWordPressのシェアが8割以上という現実は、Kuuで発信することの合理性を改めて示しています。
https://wp-search.org/ja/blog/cms-share-ranking/
WordPressとは?人気の理由・機能・特長を徹底解説(Cocoon)
WordPressがここまで支持され続けている理由を、機能面・コミュニティ面から丁寧に解説しています。オープンソースであること、世界中の開発者が継続的に改良していることが、長く使われ続ける本質的な理由です。
https://wp-cocoon.com/wpnavi/about-wordpress/
WordPressの将来性とは?人気の理由や今後の展望(Offers Magazine)
WordPressの将来性を多角的に分析した解説記事です。新技術との統合、活発なコミュニティ、継続的なアップデートが、WordPressが時代に適応し続けていることを示しています。
https://offers.jp/media/programming/a_3633
WordPress(Wikipedia日本語版)
WordPressの歴史・技術的背景・コミュニティの仕組みをまとめた百科事典的な参考資料です。2003年の誕生から現在に至るまでの軌跡を俯瞰することで、このプラットフォームの底力が理解できます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/WordPress
State of the Word 2025——コミュニティが描く次の10年(WordPress公式)
WordPressの創設者マット・マレンウェッグが2025年末に行った年次基調講演の公式レポートです。AI統合・リアルタイム共同編集・オープンウェブの未来など、WordPressが次の10年に向けて確かな歩みを続けていることが伝わります。KuuもそのWordPressの進化とともに成長していきます。
https://wordpress.org/news/2025/12/sotw-2025/
Is WordPress Dying? The State of WordPress in 2026(WPBeginner)
「WordPressは終わった」という噂に対して、データと実績で真正面から反論した英語圏の記事です。43%以上のシェアを持つプラットフォームが「死んでいる」はずはない——その論拠が明快に示されています。
https://www.wpbeginner.com/opinion/is-wordpress-dying-the-state-of-wordpress/
Is WordPress Dead? Why I’m Doubling Down(WP Odyssey)
「WordPressは古い」という批判に対し、実際に100以上のWordPressサイトを運営するプロが自らの経験をもとに反論した英語圏の記事です。「43%のウェブを支えるプラットフォームが死んでいると言うのは、電気かみそりがあるから散髪業が死んだと言うようなものだ」という言葉が印象的です。
https://blog.wpodyssey.com/general/is-wordpress-dead-2026/
WordPress in 2026: AI統合・年3リリース・次の10年のビジョン(SoJu Web Development)
2026年のWordPressの開発動向を詳細に分析した英語圏の記事です。年3回のメジャーリリース・AI統合・リアルタイム共同編集など、WordPress 7.0が示す次世代への進化が具体的に解説されています。WordPressの未来が明るいからこそ、Kuuはこのプラットフォームを選びました。
https://supersoju.com/blog/2026/04/21/wordpress-in-2026-three-releases-a-year-ai-built-in-and-a-vision-for-the-next-decade/


